ご実家の売却
実家
親が亡くなったあと、「売却したい」と言葉にするまで
「実家を売りたいんです」
そう口にされるまでに、
どれくらいの時間と気持ちが必要だったのか。
先日、御殿場市内でそんなご相談を受け、
私は改めて不動産の仕事は“人生の節目”に立ち会う仕事なのだと感じました。
「売りたい」=「もういらない」ではありません
今回ご相談いただいた方は、
数年前にご両親を亡くされ、
誰も住まなくなった実家をそのままにしていました。
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仏壇がそのまま
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タンスの中には親御さんの服
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子どもの頃の写真や通知表
「売りたいとは思っているけど、
なんとなく後ろめたくて…」
この言葉、実はとても多いです。
実家を売ること=親を手放すこと
そんなふうに感じてしまう方は、決して少なくありません。
でも私は、こうお伝えしました。
売ることは、忘れることでも、切り捨てることでもありません。
大切に住んできた家を、次の方へつなぐことでもあります。
売却査定は「値段を出す作業」ではない
御殿場市内に特化して仕事をしていると、
土地の癖、地域性、将来性、
そしてその家が歩んできた時間が自然と見えてきます。
今回の実家も、
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道路との関係
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周辺の住宅の入れ替わり
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相続後の管理状況
数字だけ見れば、
「相場はこれくらいですね」で終わる話かもしれません。
でも、私は必ずこうします。
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どんなご家族が住んでいたのか
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今、何が一番不安なのか
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売却後、どんな気持ちでいたいのか
それを聞かずに出す査定は、
ただの紙切れだと思っているからです。
「もっと早く相談すればよかった」
査定が終わったあと、
お客様がぽつりと言いました。
「誰に相談していいか分からなかったんです」
「不動産屋さんって、売らせようとするイメージがあって…」
正直な気持ちだと思います。
でも、御殿場市で長く仕事をしている立場として、
私はこう思っています。
売る・売らないは、査定の“あと”で決めればいい。
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まだ気持ちが追いついていなくてもいい
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兄弟と意見がまとまっていなくてもいい
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今すぐ売らなくてもいい
まずは状況を整理すること
それだけでも、心はずいぶん軽くなります。
実家の売却で、いちばん大事なこと
価格?
タイミング?
税金?
もちろん大切です。
でも一番大事なのは、
「納得して手放せるかどうか」だと、私は思っています。
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親に申し訳ない気持ちが残らないか
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後悔しない選択か
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家族でちゃんと話し合えたか
不動産屋は、
その“整理役”であるべきだと考えています。
御殿場市で、実家の売却に悩んでいる方へ
もしあなたが今、
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親が亡くなり、実家をどうすべきか迷っている
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売却したい気持ちと、踏み切れない気持ちが混ざっている
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誰に相談すればいいか分からない
そんな状態なら、
無理に決断しなくて大丈夫です。
御殿場市の不動産は、
地域を知っている人間だからこそ見える部分があります。
売るための相談ではなく、
気持ちを整理するための査定でも構いません。
実家を大切にしてきたあなたの想いごと、
きちんと受け止めます。
必要なときに、必要な距離感で。
それが、私の不動産屋としてのスタンスです。